Quantcast
Channel: 物書きシンドローム »毎日の事
Viewing all articles
Browse latest Browse all 18

本の情報は中吊り広告から

$
0
0

読書好きの本屋さん好きとしては、日頃から情報は無意識のうちに得ていることがあります。本屋さんで、どっかで見たことある本だなあと興味がわくものです。
一体私はどこで見たんだろうと思い出しました。それが、電車の中吊り広告です。出版社の文庫新刊のお知らせは、隅から隅まで眺めます。空いている電車なら、中吊り広告のそばまでいってたっぷり二駅分はじっと眺めています。頭の中で、分類しています。絶対買おう、今日買おう、そのうち買おう、これはどっちでもいい、買わない、という種類です。時間があったら、すぐに書店に向かいます。
実物を見ると、中吊り広告でみるのとは印象が違います。実物を見ると、文庫や単行本の表紙のイメージがまた違ってきます。こんな絵だったのか、って思ったり、中吊りの文言と帯の言葉が同じか違うか、というところを見ました。見ているうちに、中吊りでの買いたいレベルの分類が、ちょっと変わってきます。
結局何も選べなかったという日もあります。それでも、書店は一回りするので、なんだか楽しいなあと満足した気持ちになって帰ります。それは、私が書店めぐりをしたいという自分自身への言い訳になっていますね。週に2~3回通うのは、恒例です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 18

Latest Images

Trending Articles





Latest Images